じゅんぺの語りの館 
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  観光名所  

静岡市(旧 清水市)には多くの観光名所がありますが、当館では「三保」に限ってお送りします!!
ごゆっくりお楽しみ下さい。


観光名所INDEX
三保の松原
羽衣の松
御穂神社
羽車神社
東海大学社会教育センター
イベントカレンダー


三保の松原(みほのまつばら)

 新日本三景の一つにされている静岡市(旧 清水市)の「三保の松原」は万葉の昔から数々の歌に詠まれた白砂青松の景勝地として有名です。海岸線の4万5,000本に及ぶ黒松の松原越しに、また駿河湾越しに富士山や、伊豆の連山を望む眺めは雄大で、素晴らしいものです。
 砂丘の一角に羽衣伝説で有名な樹齢六百年を数える「羽衣の松」があり、この一帯は国の名勝と県立自然公園に指定されています。
 しかし、松原付近の砂浜が年々浸食され、また羽衣の松も弱ってきているので、早くしないと見れなくなるかもしれません。
 また、この半島は駿河湾に細長く突きだした「砂嘴」と呼ばれる半島の先端が3つに分かれているので「三保」という名がつきました。

【アクセス】
◆JR東海道本線清水駅下車、静岡鉄道バス三保線30分くらい(観光シーズンはもう少しかかる)→「三保松原入口」下車。徒歩15分。

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羽衣の松(はごろものまつ)

 「天女は羽衣を返してくれた漁師伯梁(はくりょう)のために、美しい天の舞をまいながら天に帰っていった…」そんな伝説の舞台とされる「羽衣の松」は、樹齢600年の老木で、毎年10月には、この羽衣の松と暮れなずむ駿河湾を背景に赤々と燃え上がる薪の光の中、薪能「羽衣」が上演されます。
 またすぐ近くには能「羽衣」に深く傾倒し、三保の松原に憧れながらもついにこの地を訪れることなく逝ったフランスのバレリーナ、エレーヌ・ジュグラリスの碑が建立されています。

【アクセス】
◆JR東海道本線清水駅下車、静岡鉄道バス三保線30分くらい(観光シーズンはもう少しかかる)→「三保松原入口」下車。徒歩15分。

◇ 羽衣伝説 〜三保の松原に舞った天女〜 ◇

 昔々、三保の村に伯梁(はくりょう)という漁師が住んでいました。
 ある日のことです。伯梁が浜に出て景色を眺めていて、ふと見上げると一本の松の木の枝に、いままで見たこともない美しい衣がかかっているではありませんか。しかし、あたりに人影はありません。誰かの忘れ物だろうと、その衣を持ち帰ろうとしたそのとき、天女があらわれてこう言いました。「それは天人の羽衣です。どうかお返しください。」
 ところがそれを聞いた伯梁は大喜びして「それではこれを国の宝にしよう」と、ますます返す気配を見せません。すると天女は「その羽衣がないと、私は天に帰ることができません」と言って泣きはじめました。
 さすがに伯梁も天女を哀れに思い言いました。「では天上の舞いを見せてくださるならば、この衣はお返ししましょう。」
 天女は喜んで三保の春の景色の中、返してもらった羽衣を身にまとって、天上の舞いを披露しました。そして、ひとしきり舞ったあと、空高く天に昇っていきました。頃は十五夜。月明かりの美しい宵の事でした。

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御穂神社(みほじんじゃ)

 日本武尊が東征で立ち寄ったとされる古い社で、航海・漁業の神として地元の厚い信仰を受けています。宝物館には重文の太刀のほかに、天女の羽衣の一片という「布」や、為朝が使ったと言われる大壷などが陳列されてお、昔は三保一帯がこの神社の社領でした。
 毎年2月15日に「つつがゆ祭」が行われます。
 境内には全国から集められた22種・220本の桜が花を咲かせます。

【アクセス】
◆JR東海道本線清水駅下車、静岡鉄道バス三保線30分くらい(観光シーズンはもう少しかかる)→「三保松原入口」下車。徒歩5分。

◇ つつがゆ祭 ◇

 古代から続けられその年の豊作を祈ったのが始まり。釜の中で五穀の粥を炊き、そこに竹筒を入れ、筒の中に入った粥で豊作を占う。

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羽車神社(はぐるまじんじゃ)

 羽衣の松のすぐ傍らある小さな祠です。御穂神社の離宮で、海から来臨する常世神はまずこの社に降臨し、「神の道」である松並木の道を通って御穂神社へお入りになるとされています

【アクセス】
◆JR東海道本線清水駅下車、静岡鉄道バス三保線30分くらい(観光シーズンはもう少しかかる)→「三保松原入口」下車。徒歩15分。

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東海大学社会教育センター

 三つの博物館と遊園施設からなるサイエンスワールドです。

● 海洋科学博物館 ●
 350種、2万匹の魚が泳ぐ水族館です。なかでもマグロやカツオなどの大型回遊魚が泳ぐ同館自慢の海洋水槽は、四方ガラス張りで、海底面にはトンネルがあって魚の泳ぎをお腹側からも観察することができる360度エンドレスに楽しめる水槽です。
 波の起きるしくみや、太陽の届かない海底の水温はなぜ冷たいのかなど、海の姿を実験などで体験できるマリンサイエンスホール。海の生き物の動きをロボットにした機械水族館の3つのフロアからなっています。
● 自然史博物館(恐竜館・地球館) ●
 体長28m世界最長の草食恐竜ディプロドクス。暴君恐竜タルボサウルス。大きな盾をいくつも背負ったステゴサウルス。巨大な3本の角をもつトリケラトプス。体長1.5mの可愛いプロトケラトプスなど恐竜の足音が聞こえてきそうです。
 ここは、日本最大級の恐竜化石の宝庫。絶滅した哺乳類化石も必見です。
● 人体科学博物館 ●
 マリリンモンローの口を型どった入口を通って人体の中に入り、肺・心臓…腸管を通って聞きなれた音とともに体外へ出ます。人体のしくみが美しい映像や音響・照明効果で楽しく学べます。
● 三保文化ランド ●
 日本や世界の名所・旧跡を50分の1〜100分の1の模型でつくったミニチュアランドや、江戸時代の様子をミニチュアで再現した東海道五十三次園があります。夏には波のたつプールなどもオープンし、家族で勉強しながら楽しめます。

◆ ミニチュアランド ◆
天安門、クレムリン宮殿、タージマハール、エッフェル塔、凱旋門、タワーブリッジ、ピサの斜塔、ピラミッド、ホワイトハウスなど世界に名高い建物がミニチュアで再現された野外ミュージアム。

◆ 東海道五十三次園 ◆
 庭園の散策路にそって、ミニチュアの江戸城や箱根関所、清水寺などがあり、江戸から京都までの東海道五十三次を楽しめます。

【アクセス】
◆JR東海道本線清水駅下車、静岡鉄道バス三保線「三保ランド」行き 35分くらい(観光シーズンはもう少しかかる)→終点下車。

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イベントカレンダー

1月1日

初日の出(三保海岸)
初詣(御穂神社)

2月15日

つつがゆ祭(御穂神社)

3月〜10月

観光地曳網(三保海岸)

4月上旬

お花見(御穂神社境内)

7月

海開き(三保海水浴場)
プール開き(三保文化ランド)

10月

フランスフェアー、羽衣まつり・薪能(三保の松原)

11月1日

大祭(御穂神社)

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