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  高専時代  

 私が学生だったころのエピソードなどを余すことなく掲載!?
 「こんな事もあったぞ」がありましたら、メール、またはゲストブックにお願いします。

 ただし…

 ★ ここは館長が勝手に運営する非公式な沼津高専(NCT)のページです。
 ★ このページに出てくる個人名、団体名は公式サイトとは一切関係ありません(^_^;)

 Episode Tくまの目覚まし
 Episode UREM睡眠の実験
 Episode Vツンブーの謎
 Episode W:サタデーナイトフィーバー

     国立沼津工業高等専門学校の公式サイトはこちら


くまの目覚まし
 この話を知っている人は、関係者各位でもほんの一握りでしょう。

 私が1年生だったころ、同室(沼津高専は2年全寮制でした)だった『くま』くんは、何かと楽しませてくれる人!?でした。
 目覚ましテレビ…ではございません当時、彼の持っていた目覚まし時計は右図のようなものでした。皆さんもおわかりのように音が大きい目覚ましです。
 ある日、その目覚ましのベルの部分が取れてしまい、というか彼が壊したのですが…目覚ましを止めるとき、叩く、投げる等壊れてもおかしくないですよね。
 で、この後、いったい彼はどうしたと思います?

 寮のベッドはこんな感じでした当時、寮のベットは鉄の枠に畳をはめ込んだもので、彼はなんと目覚ましのベルを叩くところをベットの脚に当たるようにしたのです。当然翌朝には…目覚ましのベルがなるどころか、ベットがけたたましい音をたてたのです。
 同室者は当然の事ながら、隣室者までもがその音でたたき起こされたのは言うまでもありません。さらに階長(私たち1年生を指導する2年生)には怒られる始末(~_~;)
 しかし、当の本人は枕元で物凄い音が鳴っているのにも関わらず起きる気配すらないのです。怒りというか、驚きというか…全く豪く迷惑な出来事でした。


REM睡眠の実験
 この話も知っている人は、関係者各位でもほんの一握りだと思われます。

 1年の英語の時間で『REM睡眠』について学びました。
 「REM睡眠」のREMとは、睡眠中の急速眼球運動のことで、その名の通り人は夢を見ているとき眼球が動いているというものです。
 ある日、隣の部屋の友人Y氏と私はこの事を確認することを思い付きました。被実験者は私の同室者の『くま』君のです。その日の夜、消灯してから30分ぐらいたった後、Y氏がそっと私の部屋に入ってきました。私たちは早速計画通り『くま』君にに対し実験を初めることにしました。
 その実験内容とは、眠りに落ちた『くま』君の目が動いているかどうかを確認するため懐中電灯をあてながら瞼を開けてみるというものでした。

 今まさに瞼に手がかかりそうになったその瞬間です!
くま君 お目覚め!!
「俺は起きてるぞ〜」
と『くま』君は自ら瞼を開いたのでした。

 しかし、なぜ、実験をすることが『くま』君にバレていたのだろう?…って、これは当然のことなんですよね(^_^;)
 実のところ、『くま』君とは学科は違いますが、同じ英語の教科書を使って授業を受けているのです。だから、REM睡眠については知っているのは当前で、ただ単に私達の行動が読まれていたようです。ナサケナイ(T_T)

 で、『くま』君の突然の行動に驚いた私たちは、慌てて部屋を飛び出だしました。なんとか、難を逃れ実験の失敗に落ち込んでいました。と、その時です!「一難去ってまた一難」とはこういうことでしょうか。
 見回りの先生が目の前にいるではありませんか!私はとっさに自分の部屋に戻ったのですが・・・廊下に残されたY氏はというと、皆さんのご想像通り、先生のおとがめを受けたのでした。私はというと『くま』君のおとがめを受けたのは言うまでもないでしょう。いたずらも程々にと思った夜でした。

 ところで、おとがめを受けたY氏はどうなったのでしょう。
 先生に「何をしてる!」と怒られたY氏は、「これからの経済について…」と答えたそうで、その返事に先生はあきれた顔で「はよ、寝ろ」とその場を立ち去ったそうです。メデタシ、めでたし!?
 ちなみに、その先生は数学のT先生でした。『くま』君、T先生お騒がせしました。


 Coffee break ( ^^) _旦~~
 レム睡眠というのは「Rapid Eye Movement」の頭文字をとってREM睡眠というのだそうで「キョロキョロ目玉が素速く動く」という意味だそうです。
 脳波は覚醒時に似るので、「逆説睡眠」ともいわれています。そしてこの20分〜30分のレム睡眠の時期に夢を見ます。この1つの睡眠サイクルで20分〜30分の夢を見ていると言うことは一日に7〜8時間眠ったとして80歳まで生きたとすると約25年間は眠っている計算になり、そのうち6年間以上は夢を見ているという事になります。


ツンブーの謎
 当時の高専生ならば誰でも知っているはずの「ツンブー」についてです。とは言え、私が聞いた、体験した範囲での話なので間違っていたらごめんなさい。>関係者各位

 「ツンブー」とは高専の寮の北寮と南寮の間にあった駄菓子屋のことで、駄菓子屋といっても、駄菓子だけでなく、ジュースやアイス、カップラーメン、それに寮生にはなくてはならないポテトチップスなど寮生の食生活には欠かすことができない菓子類が盛りだくさんのお店でした。さらに、私たち寮生は午後8時以降寮の敷地外へは出てはいけなかったのですが、(南寮と北寮の間は公道が通っている。南寮と北寮の行き来はOK)この店は、さっきも言いましたが北寮と南寮の間にあったため敷地内と判断されていました。そのため、毎日毎晩のようにその店は寮生や近所の子供達であふれかえっていました。
 それなのに、それなのに…
 なぜかそのお店は「ツンブー」と呼ばれていました。
 名前の由来は「つ○れそうなお店」とのことなんですが…確かにお店の外観はお世辞にもきれいと呼べるものではありませんでした。しかしながら、これだけ繁盛していればつ○れる事はないだろうと思っていたのですが私たちの予想に反し閉店と相成ってしまいました。真相は定かではありませんが…
 その後は、ヤマ○キショップができ、言うまでもなく「あっ」という間に寮生に親しまれていきました。(今でもあるのでしょうか。)

 また、寮からちょっと離れた、といっても歩いて2,3分のところに、ゲーム機がある駄菓子屋さんがありました。ここも昼間、寮生や近所の子供たちで賑わっておりました。にも関わらず、寮生の間では2ndツンブー…略して「セカツン」と呼ばれていたのです。さらに、「セカツン」の向かいには酒屋があり3rdツンブー…略して「サドツン」と呼ばれ寮生に親しまれていました。といってもお酒は買ってないですよ。

 …と言うか、当時の高専生のボキャブラリーが如何に乏しいか露呈してしてまった一件ですね(:_;)


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